SI用語講座(非システム開発者向け)

【バグ】
明記された要件や仕様を満たしていない、あるいは実装ミスなどによりプログラムが正しく動作しない状態を指します。
利用者の主観で思い通りに動作しないこと、設定ミスによる動作不良、仕様を変更したいなどはバグの定義から外れます。
なんでも安易にバグ、バグ騒ぐと信用されなくなるので注意しましょう。
事象の原因が特定できていない場合は『不具合』等の表現が穏当です。

【修正】
安易に使いがちですが、意味は『間違ってるから直せ』です。
あきらかな仕様誤りやプログラムミスの改修指示以外の用途で使用するのは甚だしく不適当です。
この場合は変更、改修などの表現が適当です。


発注元という立場であれば、面と向かって指摘されることはありませんが、影ではどんどん嫌われていくので注意しましょう。
人手不足の世の中で仕事の方が余っている現状ですので、偉そうに発注者ヅラしていると、SIerの方から三行半を突きつけられますので、こちらも注意しましょう。