ものごとの学び方

ものごとは方法の習得よりも原理原則の理解が大事。
それの有無がよく言われる型破りと形無しの差となると考えています。

ただし、最初は形だけでも真似することが第一歩。
教える方はそれを身につけた過程を忘れ、初学者に対して最初から一番大事なことにこだわりがちです。
正しいやり方に思えなくとも、自分の時と同じように段階を踏むことが大切です。

僕の趣味の話になってしまいますが、車をハンドルだけで曲げたり、ゴルフの手打ちはいけないという話があります。
しかし、荷重移動や体の回転を使ったスイングはまずはハンドルをしっかりきる、クラブをしっかり振ることができるようになってからの話だと思います。

近道は遠回り、普通は手近な答えに満足して本質を疎かにすることを指しますが、最初から頭でっかちに本質を手に入れようとすることも遠回りの近道の1つではないかと思います。