【SharePointアプリ】イヤなところ

この1ヶ月ほど低スキルな僕がSharePointOnline上でのSharePointアプリなんていうニッチなものを扱っていて感じたことのメモ

 
①要らんものを吐くな
SharePointホスト型でサーバーサイドが使えないにも関わらず、ポストバックを実現するスクリプトやformタグを勝手に吐いている。
それでいてプロジェクトを途中からサーバーホスト型へ切り替えることはできない。
 
②ライブラリが動かん
①のような勝手なことをやっているので、微妙なCSSも相まって(?)、jQueryのメジャーなライブラリでも動かないものがある。
iFrame化して回避できたものもあるが、それでも動かない場合がある。
 
iFrame化は以下エントリを参照
 
③デザインが変
SharePointで指定されているCSSやデザイン要素を引き継いでいるためかtableの幅を%で指定するなどが正しく機能しない。
かといってそれらを排除してしまうと完全独自デザインとなってしまい、テーマの変更に追従できない。
 
REST APIが使いづらい
SharePointと連携するためのAPIが使いづらい。
変数名がまちまちだったり突貫工事感も。
ファイルコピーのAPI、コピー先のパスをURLパラメータで渡す設計とかないでしょ。
深い階層にはコピーできないって?
ネイティブ言語に対応したラッパーAPIもあるが、ドキュメントなさすぎで以上。
 
⑤SharePointOnlineが不安定
急にアクセスできなくなったり、パフォーマンスが落ちたり。
今の時代、単なるGUIアプリのインストールに5分以上かかるとか許されないでしょ。
最近のMicrosoftはけっこう酷い。
グローバルトップサイトが内部サーバーエラーでアクセスできなくなった時は心底呆れた。
 
結局のところ、②の問題なども本線のASP.NETがWebフォームからMVCへ移行しようとしている理由の1つなのだろうけれど、SharePointアプリはニッチ過ぎてこのまま放置されるんじゃなかろうか。。
 
旧来のような業務アプリ作成時のWebフォームの生産性は一目置くところがありました(新しいものは高度化しすぎて一見さんお断り感が激しかったけど。。)が、正直、個人的にもSharePointアプリだけはもう勘弁といったところです。。