青色LED的なお仕事のおはなし


中村修二教授、日亜化学工業から面会断られ「拒否された。どうしようもない」

 あまり詳しい事情を知らない部外者が口出しするのはアレですけど、この方は抜群に優秀で、お金に厳しいプロフェッショナルなのかもしれませんが、人望はないのではないかなという気がします。

会社との争いの中でも身内から擁護する声がないように思います。

社内での成果をプロジェクトリーダーが全ては俺の功績だ!なんて言い出したら、メンバーからどういう目で見られるかは知れています。
そこに価値を見出すタイプではなさそうだから、別に良いのかもしれませんが。。

プロ野球選手のような金銭的にシビアなプロフェッショナルであっても、例えば引退した稲葉選手のような面倒見がよく人望のある選手は例え外様であっても大事にされ、抜群の実績があっても中村紀洋選手は周囲から敬意を払われないし、大事にもされない。

そういった意味では、この方は実力のみで評価される自分にあった環境をみつけられたので、幸せなのだろう。
大事なのはいずれの環境が正しいかということよりも、自分にあった環境をみつけることなのだと思います。

あとは歳を取ってくると過去を清算してチャラにしたいという想いが湧いてくるらしいですが、当時相当の覚悟を持って会社(と仲間)を訴えたのだろうから、いまさら甘えても誰も赦してはくれないと思う。
当時の覚悟を墓場まで持っていくべきじゃないでしょうか。

 

個人的には能力云々は関係なしに周りの人を大事にしたいし、僕も周りの人から大事にされたいなと思います。
キレイ事ですか、そうですか。。