いまさらGit入門

いまさらGit入門

Gitの複雑さは今の社内では受け入れられないだろうと導入をあきらめていました。
もう少し調べてみるとgit-svnという、SVNと連携する手段があることを知り、ここしばらく使っていました。

結論から言うと、Gitすんばらしい!!
もっと早く使えばよかったです。

私は自社パッケージ製品の保守運用を担当しているため、中規模案件が走りながらも、バグフィックスや細かい案件が複数同時に走ることが日常茶飯事です。
これまではいちいち使いにくいsvnのブランチや複数のローカルコピーを使い分けていて、なかなかストレスフルでした。

これをローカル環境のみGitに置き換えたことで、ブランチを切り替えての平行作業がスムーズに回り、仕事がはかどるはかどる。
ガシガシcommitしてもsvnのログも汚れないのも嬉しいです。

最初は慣れないGitの操作が不安でしたが、ローカルでいくら失敗しても、svnには影響がないという安心感も大きかったです。
他メンバーは慣れたsvnを使い続けることができ、うまく住み分けられるのもイイ!

ちなみに今の開発は
svnからローカルGitのmasterブランチに最新ソース取り込み
②masterブランチから目的のブランチをバンバン切る。
③バシバシブランチを切り替えながらやっつける!
④終わったものからリベースしてログを統合、masterにマージしたらブランチ削除。
⑤masterからsvnに反映!
という感じで回していますが、心なしか開発にもリズム感がでて良い感じです。

あくまでGitはローカルの資産なので、念のためjenkinsさんに別マシンに全ブランチを定時バックアップしてもらっています。

私のようにいまさらGitを触ってみようという奇特な方へのアドバイスとしては
・取っかかりとしてはgit-svnはおススメ(既に開発環境にsvnが導入されている場合など)
・ダミーのリポジトリでいろいろ操作してみて、概念や挙動を理解する
ことでしょうか。

Web系だったり、流行の技術を扱っていないからGitも敬遠していた方でも、私と同様の業務を担当しているなら、一度この武器を手に入れたら絶対に手放せなくなりますよ。
肌に合わなければ止めればよいだけです。
まずは触ってみましょう!